「実印タイプ(当事者型)」での送信方法(契約締結)についてご説明します。
ここでは二社間署名を例に説明します。
初めて利用する際は、利用パネルから実印タイプの利用をオンにする必要があります。
未設定の場合は【管理者メニュー】実印タイプ利用時の初期設定を先に作業してください。
■文書の準備と署名依頼
1. トップページの「契約を締結」をクリック。
2. 文書をアップロードします。
<注意点>
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最大で100文書までアップロード可能です。(1封筒あたり、合計200MBまで)
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アップロード可能な文書:保護・パスワードなしのPDF、Word、Excel、PowerPoint文書(上限50MB/1文書)
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お相手の環境によっては読み込みに時間を要し、結果タイムアウトとなり作業困難となるケースがあります。
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画像変換処理の際に書式が崩れてレイアウトにズレが生じる際はPDFファイル利用を推奨いたします
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アップロードする文書にAdobe Acrobat®の「入力と署名」機能で文字や図形、署名フィールドが挿入されている場合、署名完了文書をAdobe Acrobat®で確認した際の署名パネルステータスが「署名が無効」と表示される場合がございますのでご注意くださいませ。
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「アップロードファイルが不正です」等のエラーが表示された場合はこちらをご確認ください。
3. アップロードされた文書が表示されます。確認して「署名依頼情報の入力へ」をクリック。
▷【送信関連】下書き保存機能(ヘルプセンター)
4. 署名依頼情報を入力します。[署名者]の設定を行います。
◇各項目について
<封筒名>
初期名は1枚目の文書名になっています。署名依頼時のメール本文にこの封筒名が記載されます
<送信担当者>
※変更は可能ですが、ここは社内での管理用となります。
(メール本文内に記載されている社名・担当者には反映しません)
<フォルダ指定>
文書を格納するフォルダ指定が可能です。(事前にフォルダ設定をお願いいたします)
文書の保管フォルダを選択します。後から保管先を変更することも可能です。
複数のフォルダに保管したい場合は、「追加」ボタンをクリックすると、選択欄が追加されます。
<詳細情報を編集>
「詳細情報を編集」を押すと詳細情報編集の画面が展開されます。
文書管理の文書詳細画面で設定可能な、契約/取引日、契約満了日、契約/取引金額、保管場所、備考1~3までをこちらの画面で設定することが可能です。
※別途お客様自身で追加された項目への入力はできません
<自社ワークフロー>
承認依頼を行う社内担当者様を選択します。
署名依頼メール送信前に、確認を依頼したい際に利用します
▷【送信関連】自社ワークフロー設定方法(ヘルプセンター)
署名を依頼する相手の情報を入力します。まず1つ目の送信先を設定します。
押印をいただく「署名者」の設定をおこないます。
[依頼先][署名方法]を選択すると、署名者等の入力欄が表示されます。
◇各項目について
<自社署名者>
・氏名【必須】
署名者を選択します。署名権限をもったユーザー(署名者ロール)の中から選択します。
・メールで依頼をする
署名者に署名依頼メールを送信させたい場合は「はい」を選択します。
・コメント
署名依頼メールにコメントを入れる場合はこちらに入力します
<依頼内容(署名者設定内)>
署名依頼 | 署名(押印)を依頼する ※文書1通での送信時はこちらとなります |
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文書確認 | 署名は行わず、確認だけ依頼する文書 (関係書類を添付したい際など) |
送付しない |
特定の署名者には文書を送付しない ※例:署名者Aさんには「文書A」「文書B」2通とも署名依頼するが、署名者Bさんには「文書A」しか署名依頼しない |
※署名者は必ず1つは署名が必要。[文書確認]や[送付しない]のみでの送信はできません。
確認依頼だけの文書を送信したい際は、「署名」選択して、署名位置を設定せずに送信ください
〇「文書に画像埋め込み」について
(オプション契約時)署名依頼時に、本人確認書類等の画像添付を求めたい時に使用します。
▷画像添付オプションについて
〇「ファイル添付機能」について
(オプション契約時)署名依頼の相手に対して、ファイル添付を依頼する機能になります。
▷ファイル添付オプションについて
↓↓
必要項目を入力して「保存」押下すると下記画面へ移行します。
※例:二社間署名で自社/他社で押印する為、自社署名者を第1署名者(署名順:1)にしています。
次に第2署名者(署名順:2)の送信先を設定します。
右上の追加アイコンより、第1署名者と同様の手順で送信先を設定します。
ここでは、自社担当者ではなく、相手先を設定していきますので「送信先」を選択します。
自社同様に必要項目の設定を行い、「保存」クリック。
<この送信先をマイアドレス帳に追加する>
署名依頼時に「この送信先をマイアドレス帳に追加する」にチェックを入れて署名依頼送信を完了することで、送信先情報をマイアドレス帳へ自動で追加できます。
デフォルトではチェックは入っていませんので、今後も送信する機会が多いお相手様は当機能をご活用いただけますと、手作業でマイアドレス帳へ入力する手間が省略できます。
↓↓
「この送信先をマイアドレス帳に追加する」にチェックを入れて「保存」すると、署名者の情報がこのように表示されます。
この状態で署名依頼の送信を完了すると、自動的にマイアドレス帳へ登録されます。
また、後述する受領者においても当機能のご利用が可能です。
<注意点>
- 当機能は単発の送信時のみの機能となり、一括送信時は対象外となります。
- すでにマイアドレス帳へ登録済のメールアドレスを再登録した場合、会社名と氏名が更新されます。
- アドレス帳の上限に達した場合、自動保存は行なわれません。
↓
これで送信先が2つ設定されました。
送信後は、第1署名者の「自社」へ署名依頼メールが送信されます。
署名完了した時点で次に第2署名者として設定した「他社」へ署名依頼メールが送信されます
「受領者」設定は必要に応じて設定します
■受領者(【送信手順】受領者の設定)
署名依頼を行わない関係者へ文書PDFを送信したい場合に設定します。
(すべての署名作業が完了後に、署名済み文書のダウンロードページがメール送信されます)
↓↓
設定を行い、「保存」押下すると下記画面のように「受領者」が設定されます。
※送信先が複数名いる場合は追加アイコンをクリックすると入力欄が追加されます。
5. 確認画面で問題がなければ「署名位置の設定へ」を押下します。
6. 署名位置の設定/テキストボックスの追加
署名者が押印する場所を設定し、入力をお願いしたい内容があれば入力欄を設置します。
<注意点>
ブラウザの拡大縮小を行いテキストボックスや署名ボックスを設置すると位置がずれてしまう可能性がございますため、ボックス設置時下記ご留意ください。
- 倍率を100%で操作する
- 拡大縮小する場合、最終確認時は100%に戻す
- 最終確認画面でのプレビューにて問題ないかご確認いただく
<署名位置の設定>
印影を押印いただく箇所となります。ペンマークをドラッグし、押印位置を設定します。
位置を決めた後、ドラッグ操作で引き延ばして大きさの変更が可能です。
署名位置を設置しない場合は、印影のない署名(不可視署名)としてご対応いただけます。
印影のある署名(可視署名)と同様に契約締結できて、電子署名とタイムスタンプのデータにより
電子文書の証拠や安全性を確保できます。
▷【送信手順】署名欄を設定しない不可視署名(ヘルプセンター)
<テキストボックスの追加>
それぞれの送信先に対してテキストボックスの追加が可能です。
名前、住所などの入力欄を設ける際に利用します。
テキスト欄はドラッグ操作で引き延ばし可能です。
ガイドに文字入力することで、署名依頼先の相手へお願いしたい内容を表示できます。
(最終的な締結文書ファイル内にはこのガイドの文言は表示されません)
○フリーテキストエリアの「必須」について:
チェックをしない場合、署名依頼先の相手は該当欄を未入力でも署名完了する事ができてしまいます。
任意入力欄を設けたい際にはチェックを外して利用します。
また、スマートフォンでのご署名の場合、必須となっているフリーテキストにつきましては
コピー&ペーストで入力を行われた際、仕様により入力内容が反映されません。
お手数ではございますが、手入力にてご入力をお願いいたします。
○フォントサイズについて
フリーテキスト、 日付パーツ、差し込み項目のフォントサイズを下記19段階から変更できます。
7.5,8,9,10,10.5,11,12,14,16,18,20,22,24,26,28,32,36,48,72
なお、10.5が現状と同じフォントサイズになります。
※署名依頼受信者側がフォントサイズを変更することはできません。
○data IDについて
フリーテキストエリア設置時に表示されています。
(内部管理用のメニューとなり、相手には表示されません。)
これは、文書管理メニュー内「フォームデータ一括ダウンロード」で抽出可能なCSVファイル内の項目となります。
○送信者(黄色エリア)のテキストボックスについて
送信時に、文書内へ文言を追加したい場合に利用します。
ボックス内に入力した文言がそのまま文書内へ反映されます。
<チェックボックスアイコンについて>
左)初期はチェックが外れた状態のチェックボックスを設置できます
(署名時にチェックを入れてもらうもの)
右)初期はチェックが入った状態のチェックボックスを設置できます
(署名時にチェックを外してもらうもの)
※レ点マーク周囲の□枠は実際の文書に入りません。
<日付パーツについて>
日付入力をカレンダー選択にて入力ができます。
※「署名日埋め込み機能」を利用することにより、起案者が日付パーツを置いた位置に、署名者の署名日付が自動的に入力されます。
「日付の表示形式」を選択することにより、デフォルトの「YYYY/MM/DD」に加えて、「YYYY年MM月DD日」、和暦、「DD/MM/YYYY」、「MM/DD/YYYY」を選択できるようになりました。(2024/2/18リリース)
起案者(送信者)が選択するか、署名者に選択を依頼するかによって使い分けします。
〇署名者側での操作
※「署名日を自動で埋め込む」にチェックを入れなかった場合
※「署名日を自動で埋め込む」にチェックを入れた場合
7. 各設定を確認し、「送信する」をクリック。
<注意:ここで送信すると本送信となります>
8. 文書一覧の画面が表示されたら、署名依頼は完了です。
※自分が第1署名者の場合は下記画面が表示されます。「続けて自分で署名」を選択すると、そのまま署名画面へ遷移します(下記表示されない際は、通常通り署名依頼メールからも署名可能です)
※相手先が署名を行わない場合、一定間隔でリマインドメールが自動で送信されます。
▷【文書管理】自動リマインドメール(ヘルプセンター)
【関連情報】
▷【実印タイプ】署名操作手順(ヘルプセンター)
- 文書アップロードから送信前までの各セクション内で下書きの一時保存が可能になりました(2022/9/21リリース)
- 署名依頼時に「この送信先をマイアドレス帳に追加する」にチェックを入れて送信することで、マイアドレス帳へ自動で追加できるようになりました(2023/3/22 リリース)
- 起案者が日付パーツを置いた位置に署名者の署名日付が自動的に入力されるようになりました(2023/12/13 リリース「署名日埋め込み機能」)