タイムスタンプは、電子文書の改ざんを防ぐ技術です。
書類が改ざんされると、Adobe Acrobat Readerの署名パネルに「署名は無効です」などのメッセージが表示され、改ざんが検知されます。
▷長期署名・認定タイムスタンプ(サービスサイト)
機能詳細
GMOサインでは以下2社が発行している「認定タイムスタンプ(いずれも”総務大臣による認定制度”に準拠)」を使用しています。
- GMOグローバルサイン株式会社(認定タイムスタンプ byGMO)
- セイコーソリューションズ株式会社(セイコータイムスタンプサービス)
参考:
▷タイムスタンプの総務大臣による認定制度(総務省)
タイムスタンプ付与タイミング
- 最終署名者の署名手続き完了後、速やかに認定タイムスタンプの付与が実行されます。
- 署名前に文書をダウンロードしたときにも、認定タイムスタンプの付与が実行されます。
GMOサインの文書詳細画面上での確認方法
[文書管理]>該当文書の「プレビュー」アイコンより確認可能です。
↓
PDF文書本体での確認方法
Adobe Acrobat Reader 内の[署名パネル]で確認できます。
署名パネルに「署名の完全性は不明です」「少なくとも1つの署名に問題があります」が表示される場合は下記ヘルプ記事をご確認ください。
▷AcrobatでPDFを確認するとエラーメッセージが表示される(ヘルプセンター)
詳細確認方法
1. Adobe Acrobat Reader で該当のPDFファイルを開きます。
2. 右上の「署名パネル」を選択すると署名者の数に応じて詳細情報が表示されます。
上記キャプチャでは署名依頼時に署名者を2名設定し、署名完了しているため、「バージョン1:~により署名済み」、「バージョン2:~により署名済み」と表示があり、双方の署名者の氏名や、署名の有効性等の署名情報を確認できます。
- 「バージョン○」左側の>マークをクリックすると下部に詳細情報が表示されます。
- 更に 「署名の詳細」の>マークをクリックすることで署名者情報が表示されます。
3. 複数あるバージョンのうち最後のバージョンがタイムスタンプです(上記キャプチャの場合バージョン3がタイムスタンプ)。
従来のセイコータイムスタンプに加え、2024年11月13日よりGMOグローバルサイン株式会社発行のタイムスタンプの利用を開始しました。
証明書の詳細(証明書ビューア)
署名情報内にある「証明書の詳細」をクリックすると、証明書ビューアが開き、証明書全体の詳細を確認(赤枠の箇所は署名を行った日時)できます。
※「有効期間の開始」「有効期間の終了」について:
タイムスタンプに使われた証明書情報が表示されており、この証明書自体の有効期間となります。
<英語表記にしたい場合>
Adobe Acrobat Readerの設定に依存します。
「編集」⇒「環境設定」⇒「言語」⇒「アプリケーションを表示する言語」で設定可能です。
「起動時に選択」で設定して再度PDFファイルを開くと、「日本語/English」選択画面が表示されます。
<言語設定を戻す場合>
「Edit」⇒「Preferences」⇒「Language」⇒「Application Language」より再設定を行います。
設定後、Adobe Acrobat Readerを再起動すると再度言語選択画面となります。
【関連記事】
▷長期保存への対応について(ヘルプセンター)