本プラグインは、kintoneのレコード画面から電子印鑑GMOサインを使用した電子署名依頼を効率的に送信し、署名プロセス全体を管理するためのプラグインです。
kintoneに登録されている情報を自動で連携し、署名依頼の送信から締結済みの文書保管まで一気通貫で行えます。
kintone側の操作方法については下記リンクを確認ください。
▷kintoneヘルプサイト (外部サイト:サイボウズ株式会社)
利用可能プラン:スタンダードビジネスエンタープライズ契約印&実印プラン
※契約印&実印プランをご利用の場合、API連携オプションのご契約が必要となります。当オプション提供は終了しておりますので、該当機能を新規ご利用希望の際は、スタンダードプラン以上へのプラン変更が必要となります。
目次
1. プラグインの初期設定
kintoneアプリの管理画面から、プラグインの設定を行います。
[アプリ設定]から[プラグイン]を選択し、GMOサイン連携プラグインの[設定]ボタンをクリックして設定画面を開きます。
1-1. GMOサイン認証設定
GMOサインAPIに接続するための認証情報を設定します。
- 「GMOサイン接続環境」:本番環境またはサンドボックス環境の選択(通常は本番環境)
- 「シークレットキー」:GMOサインから案内のあったAPI連携用シークレットキー(42文字)の入力
- 「組織ID(顧客ID)」:ご利用のGMOサインアカウントに紐づいている一意のID(アルファベットと数字の組み合わせ)の入力
[接続確認]ボタンのクリックにより、入力した認証情報でGMOサインに正常に接続できるかあらかじめ疎通確認ができます。
1-2. GMOサインオプション設定
GMOサイン側の契約内容に合わせて、各種オプション機能を有効化します。
| 設定項目 | 内容 |
|---|---|
| アクセスコードの必須 | すべての署名依頼におけるアクセスコード設定の必須化 |
| アクセスコードの発行方法 | 「送信者が独自のコードを設定して発行」「SMSにランダムなコードを自動発行」「署名依頼時にどちらかを選択して発行」からの選択 |
| 受領者ダウンロードコード(SMS)を有効にする | 受領者設定時のダウンロードコードにおけるSMS自動発行の設定(オプション契約が必要) |
| 画像添付依頼(運転免許証様式チェック)を有効にする | 画像添付依頼時における運転免許証や運転経歴証明書の様式チェックの追加(オプション契約が必要) |
| 署名方法:実印タイプ(当事者型)を有効にする | 署名者設定時における「実印タイプ」の選択肢有効化(GMOサイン側の設定と合わせる必要あり) |
1-3. 連携設定
kintoneアプリのフィールドとGMOサインの情報を紐づける設定を行います。
変更後下部の「完了」ボタンをクリックしてください。
| 設定項目 | 内容 |
|---|---|
| 結果格納フィールド | GMOサイン連携の結果が記録されるフィールドの指定 |
| 封筒トランザクションIDフィールド | GMOサインの封筒トランザクションIDが保存されるフィールドの指定 |
| 封筒ステータスフィールド | 封筒ステータスが保存されるフィールドの指定 |
| 封筒ステータス取得最終更新日時フィールド | ステータスを取得した最終更新日時の保存フィールド指定 |
| 文書用添付ファイルフィールド | 署名依頼時に送信するPDF文書の添付ファイルフィールド指定 |
| 署名済文書用添付ファイルフィールド | 署名完了後のPDFファイルが保存される添付ファイルフィールド指定 |
| 署名完了通知メールを送る | 送信者への署名完了通知メール送信有無の設定 |
| メール送信エラー時通知先 | 署名依頼メール送信エラー時の通知先メールアドレス設定 |
2. 詳細・運用ルールの設定
詳細情報の管理方法、ボタンの設置位置、実行可能条件や初期値(デフォルト設定)を設定します。
2-1. 詳細情報設定
GMOサインの署名依頼時に送信される詳細情報の必須設定と名称変更を行います。
GMOサイン側の詳細情報設定画面と同一の設定にしてください。
- 「契約/取引日」「契約満了日」「契約/取引金額」「保管場所」:各項目の必須および任意の切り替え
- 「備考1~3」:必須および任意の切り替え、表示名称の変更(15文字以内)設定
▷ 【管理者メニュー】文書情報項目設定(カスタムフィールド)[Ver.1](ヘルプセンター)
2-2. ボタンの設置位置
レコード詳細画面に表示するボタンの設置場所を以下から選択します。
- 「メニュー上部」:画面上部のヘッダーメニュースペースへのボタン表示(デフォルト)
- 「スペースフィールド」:指定したスペースフィールド(要素IDが設定されているスペースのみ選択可能)へのボタン表示
2-3. 実行可能条件とデフォルト値
実行可能条件
各操作を実行できるユーザーと、プロセス管理機能が有効な場合のステータス条件を制限できます。
未設定の場合は、すべてのユーザーおよびすべてのステータスで実行可能です。
- 対象操作:署名依頼、署名依頼取消、再署名依頼、封筒ステータス取得、署名済文書取得、一括署名依頼、一括封筒ステータス取得、一括署名済文書取得、一括自社署名
- 設定項目:「実行可能なユーザー(ユーザー・組織・グループ)」「実行可能なプロセス管理ステータス」
デフォルト設定
署名依頼時に入力される初期値を事前に設定しておくことで、日常の送信作業を効率化できます。
一括署名依頼では、ここで設定されたフィールドの値が自動的に使用されます。
- 「デフォルト基本情報設定」:署名付きPDFの添付有無、封筒名、送信担当者、所属、保管先フォルダ、詳細情報の取得元フィールドの設定
- 「デフォルト自社ワークフロー設定」:自社内の承認フローが必要な場合のデフォルトワークフロー設定
- 「デフォルト署名者設定」:送信先となる署名者のデフォルト情報設定
- 「デフォルト署名者以外(受領者)設定」:デフォルトの受領者・承認者の情報設定
テンプレート設定
GMOサインで登録しているテンプレートを署名依頼時選択できるように設定できます。
利用できるテンプレートの条件 署名依頼で利用できるのは、GMOサイン側で次の2つをともに満たすテンプレートのみです。 満たさないテンプレートは取り込み・送信ができません。
- 「テンプレート固定」が「固定する」であること
- 受領者全員の「ダウンロードコード」が「設定しない」であること。
3. 署名依頼の送信や確認
レコード詳細画面では、個別のレコードに対して署名依頼の送信や、送信後の管理、ステータス確認などの操作を行います。
※GMOサイン認証設定が未設定の場合、詳細画面上にボタンは表示されません。
3-1. 署名依頼の送信手順
kintoneレコードに添付されたPDF文書をGMOサインに送信し、署名依頼を行います。
以下条件を満たしている場合署名依頼が可能です。
- プラグイン設定で指定されたフィールドへのPDF文書が事前添付されている
- 「封筒ステータス」および「封筒トランザクションID」が空(未送信)である状態
- プラグイン設定での実行権限や実行可能なプロセス管理ステータスの条件がどちらも揃っている
操作手順
1. アプリ内右上にある「+」アイコンをクリックしレコードを作成します。
2. 必要項目を入力・契約書等をアップロードし、画面上部の「保存」ボタンをクリックします。
3. 送信したいレコードの詳細画面の表示させます。(手順2の操作から進んでいる場合は手順4へ)
4. [署名依頼]ボタンをクリックします。
↓
※GMOサインで登録しているテンプレートを使用する場合は、任意のテンプレートを選択してください。
5. 「署名依頼」画面での以下情報の入力・確認をします。
- 基本情報:署名付きPDF設定、封筒名、送信担当者名、保管先フォルダ、詳細情報など
- 自社ワークフロー:承認者の設定
- 署名者:名前、メールアドレス、署名種別、アクセスコード、署名期限など
- 受領者:受領者の設定
6. 内容の確認、および[署名依頼を送信]または[署名位置の設定]をクリックします。
[署名依頼を送信]と[署名位置の設定]の違い
・[署名依頼を送信]:署名位置を設定せず即座に署名依頼を送信します。
・[署名位置の設定]:GMOサインの署名位置設定画面が別ウィンドウで開き、PDF上の署名位置を手動で指定できます。設定を完了すると、署名依頼が送信されます。
3-2. 送信後の管理操作(署名アクション)
送信済みの署名依頼に対して各種管理操作を行います。
[署名アクション]ボタンをクリックすると、操作を選択する画面が表示されます。
署名依頼取消
送信済みの署名依頼を取り消します。
確認ダイアログで[OK]をクリックすると取消となります。(処理完了後、封筒ステータスが「削除済み」へ自動更新)
- 一度取り消しを実行すると、元のステータスに戻すことはできません。
- 取り下げ後、GMOサインに保管されている当該文書は自動的に削除されます。
再署名依頼
未署名の署名者に対して、署名依頼メールを再送信(リマインド)します。
再署名依頼画面での対象署名者の選択し、(※ステータスが「未開封」または「開封済み」の署名者のみ表示)[OK]をクリックすると再依頼されます。
封筒ステータス取得
GMOサインから最新の封筒ステータスを取得し、kintoneレコードを更新します。
[封筒ステータス取得]ボタンのクリックすると最新ステータスの取得、およびレコードの封筒ステータスフィールドが更新されます。
署名済文書取得/締結証明書取得
署名が完了したPDF文書や締結証明書をGMOサインから取得し、kintoneレコードに添付します。
[署名済文書取得]ボタンのクリックするとダウンロードされたPDFファイルの指定添付ファイルフィールドへの保存されます。
↓
- この操作は、封筒ステータスが「最終署名完了」の場合のみ実行できます。
- プラグイン設定での「署名済文書用添付ファイルフィールド」の正しい設定、およびレコード上の該当フィールドの存在が必要です。
3-3. 署名状況(署名者・承認者)の確認
[署名者・承認者情報]ボタンのクリックすると、送信した文書の現在の署名進捗やステータス(署名者・承認者一覧、各署名ステータス、署名完了日時、署名期限)を一覧で確認できます。
※この機能は、レコードに「封筒トランザクションID」が保存されている場合のみ実行できます。
4. レコード一覧画面での一括操作手順
複数のレコードに対して、一括で署名依頼やステータス更新、文書取得などの操作を実行できます。
レコード一覧画面のヘッダーに表示される[署名アクション]ボタンをクリックして、各一括操作を呼び出します。
- 一括操作は、現在一覧画面で表示しているビューの「フィルター(絞り込み)条件」に一致するレコードが対象
- プラグイン設定で「実行可能なプロセス管理ステータス条件」が設定されている場合、その条件を満たさないレコードは自動的にスキップされる
4-1. 一括署名依頼
複数のレコードに対して一括で署名依頼を送信します。
1. レコード一覧画面で[署名アクション]>[一括署名依頼]の順にクリックします。
2. 対象のレコード数が表示された確認画面での送信件数を確認し、[OK]をクリックします。
※対象となるのは、「封筒ステータス」および「封筒トランザクションID」が空であるレコードのみです。
[OK]をクリック後キャンセルはできませんので注意してください。
4-2. 一括自社署名
自社側の署名を一括で実行します。
※対象となるのは、封筒ステータスが「署名待ち」であり、かつ入力されたメールアドレスの署名者が未署名であるレコードのみです。
1. レコード一覧画面で[署名アクション]>[一括自社署名]の順にクリックします。
2. 自社署名者のメールアドレスを入力します。
3. 署名対象レコードの確認と選択をし、[OK]をクリックすると一括署名処理を行います。
4. 「成功」、「スキップ」、「エラー」の件数が表示されますので確認してください。
4-3. 一括ステータス取得と署名済文書取得
封筒ステータスを一括で更新したり、署名済みのPDFファイルを一括取得できます。
一括封筒ステータス取得
複数のレコードの封筒ステータスを一括で最新情報に更新します。
※対象となるのは、レコードに「封筒トランザクションID」が存在し、かつ「封筒ステータス」が「削除済み」「最終署名完了」以外であるレコードのみです。
1. レコード一覧画面で[署名アクション]>[一括封筒ステータス取得]の順にクリックします。
2. 対象レコード数確認後[OK]をクリックします。
一括署名済文書取得
署名が完了した複数のレコードから、署名済みのPDFファイルを一括取得します。
※対象となるのは、封筒ステータスが「最終署名完了」であり、かつ「署名済文書用添付ファイルフィールド」が空であるレコードのみです。
1. レコード一覧画面で[署名アクション]>[一括署名済文書取得]の順にクリックします。
2. 対象レコード数が表示されるので[OK]をクリックします。
↓
該当レコードの「署名済契約書」部分にて確認できるようになります。
4-4. 一括承認
複数のレコードに対して一括で署名依頼を送信します。
事前設定
プラグイン設定画面にて「一括承認を有効にする」をオンに変更の上、ボタン表示名を下記のように設定し、[保存]ボタンをクリックしてください。
操作手順
1. レコード一覧画面で[一括処理する]>表示される画面を確認の上[OK]をクリックします。
2. 完了画面が表示されるので[閉じる]をクリックします。
リリース日:2026/10/14