「社員全体に個人情報同意書を送付・署名依頼する」場合に、CSVファイル（以下CSV）を用いた一括送信機能が役立ちます。
同じ契約内容で多くの社員、または取引先と締結する際に大量の文書を1件ずつ送る手間が省けます。本レシピでは、差込みのない一括送信について操作手順や活用イメージを解説します。
【目次】
機能概要
送り先によって文章・契約内容を変える必要がなく、同じ文面で送る場合には差込みのない一括送信でかんたんに署名依頼できます。最大1,500人まで一括での署名依頼が可能です。
▼差込文書一括送信機能のイメージ
今回は社員全員に送付する個人情報同意書を例にご説明しますが、社外向けの通知書でも一括送信が役立ちます。
※所属部署や金額など送り先によって変わる項目を書面に記載する場合には、差込みありの一括送信がおすすめです。詳しくは、以下の活用レシピをご参考ください。
ご利用可能なプラン
標準機能としてご利用いただけます。
※お試しフリープランの場合は、月間送信数上限（5件まで）の範囲でご利用可能です。
準備事項
一括送信機能をご利用の場合、送信文書をテンプレート化すると便利です。テンプレートの事前登録をおすすめします。
テンプレートの登録方法は、以下リンクをご覧ください。テスト用の個人情報同意書サンプル書面もございます。
操作手順
- CSVをダウンロード
登録したテンプレートよりCSVを取得します - CSVの編集
送信先情報を設定します - 署名依頼を送信（CSVのアップロード）
編集したCSVをアップロードすることで、設定内容が反映されます
操作方法
「社内の従業員全員へ送る個人情報同意書」を例に、登録済みテンプレート文書を利用した設定方法を説明します。
※操作方法を確認する場合は5件程度の宛先で、お試しいただくことを推奨します。
1.CSVをダウンロード
テンプレート一覧からCSVをダウンロード
「テンプレート管理」メニューのテンプレート一覧画面にて、CSVダウンロードボタンをクリックします。
▼テンプレート一覧画面のCSVダウンロードボタン（赤枠）
テンプレート登録の詳しい操作方法は、以下リンクよりご参考ください。
2.CSVの編集
ダウンロードしたCSVを開きます。
CSVには、送信先情報の項目が各列に表示されています。
2行目からメールアドレスなど送信先情報（下図青枠）の列があります。
文書詳細情報の項目（下図赤枠）も、必要に応じて入力します。
【参考情報】CSVで入力する送信先情報の各項目
送信先情報で最低限入力が必要な項目は、以下表の通りです。CSVでは「送信先1_署名順（必須）」といった記載が1行目にあります。送信先を2番目以降も指定した場合「送信先_2...」が追加されます。
▼CSVの入力項目（Noなど）
▼CSVの入力項目（メールアドレスなど）
▼CSVの入力項目（署名方法など）
【参考情報】CSVによる「文書詳細情報」の設定内容を入力する
CSVにある以下項目を入力することで、文書詳細情報内に自動反映できます。個人情報同意書では契約金額など、関連性の低い項目もありますがご参考までに紹介します。
※契約締結後、文書管理メニューから手入力で編集することも可能です。
▼CSVの入力項目（契約日など）
【参考情報】CSVの記載例（サンプルダウンロード）
個人情報同意書を例に、実際にCSVへ送信先情報を入力したデータを以下リンクよりダウンロードいただけます。ご参考までにご利用ください。
CSV編集時の注意点
- CSVを保存する際はShift-JIS、又はUTF-8形式にしてください。
（他の文字コードで保存されるとGMOサイン上で文字化けします。ご注意ください） - 「自社署名者」の設定情報はCSVの入力対象外です。
そのほかの注意点は、以下のページをご参考ください。
3.署名依頼を送信（CSVのアップロード）
① 画面左上の「契約を締結」をクリック。契約を締結画面に遷移します。
➁【テンプレートから選択】内の「CSV一括差込送信」をクリックします（下図）。
▼「契約を締結」画面の「CSV一括差込送信」ボタン（赤枠）
③ 事前に登録したテンプレートを選択。
▼テンプレート一覧の選択アイコン（赤枠）
④ 「CSVを選択」ボタン（下図）をクリック。2の作業で編集したCSVをアップロードします。
▼「CSVファイルを選択」ボタン（赤枠）
⑤ アップロードが成功すると、CSV内の情報が画面に表示されます（下図）。
送信文書の送り先情報に問題ないかを確認できます。
⑥「送信する」ボタンをクリックして送信完了です。
▼CSVの情報表示と「送信する」ボタン（赤枠）
【参考情報】おすすめ活用レシピ
今回は個人情報同意書を例にご説明しましたが、雇用契約書や発注書など、送り先によって記載する内容が異なるケースもあります。
その場合、差込み項目を指定する一括送信が便利です。詳しくは以下の活用レシピをご参考ください。