当ヘルプセンター記事では、GMOサインを活用した電子署名「契約印タイプ(立会人型)/実印タイプ(当事者型)」をVer.2の管理画面で送信するための全体像を、各ステップに沿って解説します。
ステップ1から順に進めることで、電子署名の送信作業が完了する流れとなります。
契約印タイプと実印タイプの違いは以下の記事をご参考ください。
▷立会人型と当事者型の電子契約(署名)の違いは?それぞれのメリットと選ぶポイント(GMOサインブログ)
目次
操作手順
1. 「署名者を追加する」を選択します。
※「ワークフローを追加する/受領者を追加する」は必要に応じ設定してください。
詳細は以下のヘルプセンター記事をご参照ください。
▷【送信関連】自社ワークフロー設定方法 [Ver.2](ヘルプセンター)
▷【送信手順】受領者の設定 [Ver.2](ヘルプセンター)
2. 必須項目の「署名タイプ/宛先/氏名」を入力します。
Ver.2から[自社/送信先]の署名者は区別されなくなりました(これまで組織内・相手先で設定できる内容が異なっていましたが、これにより設定項目が統一されます)。
<署名タイプ「実印タイプ」選択時の注意点>
実印タイプ利用時は、事前設定が必要です。未設定時は【管理者メニュー】実印タイプ利用時の初期設定の作業をあらかじめご確認ください。
送信先の署名者にも、実印タイプ(当事者型)で署名依頼を求める際は、送信先の署名者にもGMOサインの「契約印&実印プランへの加入/電子証明書の取得」が必要になります。
組織内ユーザへ送信する場合/アドレス帳を参照する場合
1. ボタンをクリックします。
2. 署名者として追加する担当者を検索します。
画像内左手のプルダウンメニューで「マイアドレス帳/共有アドレス帳/組織内ユーザー」を切り替えてリスト表示することができます。
※組織内の署名者を「実印タイプ」で設定している場合は、電子証明書取得済みの署名者のみ表示されます。
3. 追加する担当者を選択して、「選択する」ボタンをクリックします。
アドレス帳に登録されている情報を元に署名者が設定されます。
メール言語/アクセスコード/署名者変更/署名期限/送信する文書の有無など を設定する場合
「詳細設定」ボタンから設定可能です。
メニューが開きますので、それぞれ目的に応じて設定してください。
〇言語
設定者の「メール」内に記載の表記が設定言語になります(※署名画面等GMOサインへアクセスした際の表記変更はできません)。
Ver.2のメール言語は[日本語/英語/中国語]に対応しています。
システム内言語については利用端末のブラウザ設定言語に依存します。
対応言語以外の言語設定では自動的に英語変換されます。
▷GMOサインの多言語対応(ヘルプセンター)
〇アクセスコード
メールアドレスの所有者と、実際に署名する方が同一であることを補完するために、署名画面でアクセスコードの入力を求める機能です。
独自のコードを設定 | 任意のアクセスコードを発行します |
---|---|
SMS自動発行(オプション) |
署名依頼メールとは別にSMSでアクセスコードを発行します |
▷ 【送信関連】アクセスコード概要(ヘルプセンター)
〇署名者変更と署名期限
署名者変更
許可することで、相手方で署名権限者へGMOサインのシステムを介して転送が可能です。
相手の担当者が署名権限を有する方かどうか不明時などにご活用いただけます。
※「実印タイプ」設定時は利用できません。
▷【署名関連】署名者変更方法 [Ver.2](ヘルプセンター)
署名期限
署名期限を設定することができます(設定しない場合は署名依頼メール受信後30日間を自動付与)。
<注意点>
署名期限を一人でも設定した場合、期限超過時に「署名再依頼」することができなくなります。
この場合、もう一度はじめからやり直していただく必要がありますのでご留意ください。
▷【送信手順】署名期限の設定機能(ヘルプセンター)
〇添付ファイル:本人確認パック、/対面契約(スタンダード・プロのいずれか)のオプションが必要です。
署名依頼の相手に対して、ファイル添付を依頼する機能で、署名者側で[pdf/jpg/png]形式のファイルを追加添付が可能です。
〇送信する文書の設定
文書ごとに依頼内容、文書への画像挿入依頼の設定を行うことが可能です。
依頼内容
署名依頼 | 署名(押印)を依頼する ※文書1通での送信時はこちらとなります |
---|---|
文書確認のみ | 署名は行わず、確認だけ依頼する文書 (関係書類を添付したい際など) |
文書を送付しない |
特定の署名者には文書を送付しない ※例:署名者Aさんには「文書A」「文書B」2通とも署名依頼するが、署名者Bさんには「文書A」しか署名依頼しない |
※ 署名者は封筒内文書のうち、必ず1つは署名が必要です。[文書確認/送付しない]のみでの送信はできません。
確認依頼だけの文書を送信したい際は、「署名」を選択して、署名位置を設定せずに送信してください。
▷ 【送信手順】署名欄を設定しない不可視署名(ヘルプセンター)
文書への画像挿入依頼:本人確認パック、/対面契約(スタンダード・プロのいずれか)のオプションが必要です。
運転免許証をはじめとした本人確認書類の画像データの添付を署名者へ依頼することができます。
次の署名順に署名者を追加する場合は、「署名者を追加する」をクリックします。
署名順の設定について
〇署名順1、2を設定した場合
1. 署名依頼を送信完了後は「署名順1」の署名者Aに署名依頼メールが送付されます。
2. 署名者Aの電子署名が完了すると「署名順2」の署名者Bに署名依頼メールが送付されます。
3. すべての署名者(署名者B)の電子署名が完了すると、送信担当者と各署名者に対して「電子署名完了のお知らせ」メールが送付されます。
▷【文書管理】署名完了のお知らせメールについて(ヘルプセンター)
〇署名順1だけで設定した場合
1. 署名依頼を送信完了後は同一順に設定された署名者A/Bに対して、署名依頼メールが同時に送付されます。
2. 同一順に設定されたすべての署名者の電子署名が完了すると、設定に応じて次の署名者へ署名依頼メールが送付されるか締結完了になります。
いずれが1名が署名(or署名)する場合
設定した署名者のうちの1名が署名すれば完了できるような送信方法が利用できます。
1. 「第〇署名者を追加する」をクリックします。
※以下では、例として署名順1にor署名を設定しています。
2. 同一順に署名者が複数追加されていることを確認し、「いずれか1名が署名」を選択します。
and署名 | 全員が署名 | 署名者全員が署名に応じる必要があります |
---|---|---|
or署名 | いずれか一人のみが署名する | 署名者のうち、一人が署名に応じれば完了します |
<注意点>
or署名を設定する場合、下記はすべて同一である必要があります。
- 同一順の署名者が1名の時は、or署名は選択できません※初期は[全員が署名する]が選択されています
- 署名タイプ
- 「詳細設定」タブ内の依頼内容