普段利用している社印等の印影を画像にしたい場合や、
印影画像の背景を透明にする場合は、外部画像編集ツール等を利用する事で実現可能です。
紙面に押印した印影を、スマートフォン等で撮影、もしくはスキャナ等で画像を取り込み、データ化します。
また、取り込んだ印影画像の背景を透明にする場合は、Windows10に標準搭載の「ペイント3D」をはじめ、画像編集ツールを利用して透過画像を作成することができます。
※画像編集ツールのご利用方法はサポート対象外となります。
<手順>
<参考資料>
▷使い方ガイド・お役立ち資料一覧はこちらから(ヘルプセンター)
▷動画マニュアル一覧ページ(ヘルプセンター)
紙面に押印した印影を、スマートフォン等で撮影、もしくはスキャナ等で画像を取り込み、名前を付けて保存してデータ化(jpeg、png、gif)します。
※画像ファイルが大きすぎるとシステム上で利用できないため、512KB以下に抑えてください
上記の画像ファイルでも利用可能ですが、その場合は画像(黒枠内の白背景部分)がそのまま文書上に印字されるため、署名場所によっては文書内の文字が隠れてしまう可能性があります。
そこで、透過処理を行う事で問題を解決します。
透過処理を行う事ができる画像編集ツールを利用して印影の背景部分を透過(透明化)します。
※ここではMicrosoft社Windows10 に標準搭載されている「ペイント3D」を利用した例を紹介します
(※画像編集ツールのご利用方法はサポート対象外となります)
1. 取り込んだ印影画像ファイルを「ペイント3D」にて開きます
2. 「ペイント3D」で印影画像が開きます
3. 上部メニュー内「マジック選択」を選択し、「次へ」進みます
4. 透過処理する為に、抜き出される範囲が表示されます。
このままでは、印影の外側しか透過処理なされないので、次のステップで範囲を設定します
5. 右側メニュー内「削除」を選択し、透過処理したい箇所をクリックして不要な部分を削除します
※1クリックで範囲が上手く選択されない場合は、上記画像の黒線のように、少しドラッグするイメージで空白部分を選択してください
※操作しづらい場合は、画面上部の拡大メニューを利用すると便利です
6. 上記操作にて、透過処理する際に不要な個所が追加で削除されます
※逆に、透過処理する際に必要な部分まで削除されてしまった場合は、下記操作にて「追加」します
(上部メニュー内「マジック選択」を選択し、印影の文字部分をクリック)
⇒必要作業が完了したら、画面右メニューの「完了」をクリックします
7. 完了すると、このようにプレビュー表示されています。
画面右メニューの[切り抜き(ハサミのマーク)]アイコンをクリックしてください。
(これで印影部分がクリップボードにコピーされた状態になっています)
8. 元ファイルから、上記7の部分が切り抜かれた状態になります
9. 切り抜かれた部分を使って新たな画像ファイルを作成していきます。
画面上側の「メニュー」>「新規作成」を選択します
「作業内容を保存しますか?」と表示されますので「保存しない」を選択します。
⇒新たなキャンバスが表示されます。
画面上側の「キャンバス」を選択し、画面右メニューの[透明なキャンバス] をオンにします。
そのまま「Ctrl+V」などで、項目7でコピー(切り抜き)していたファイルを貼り付けします
10. 貼り付けると下記のようになります。
11. 保存する前に、画像全体の大きさを調整します
(貼り付けた直後の状態だと、キャンバス部分が広いため、印影部分が画像全体の半分以下の小さなものになってしまいます)
12. 画面四隅のボックスをドラッグ操作で縮小し、キャンバス(余白)部分を小さくします
13. 名前を付けて保存(png形式)すれば透過処理された印影画像が完成です。
<保存方法>
画面上側の「メニュー」>「名前を付けて保存」>「画像」>右下の「保存」を選択します
(ファイルの種類は「png」のまま)
14. 作成した、透過処理した印影画像を利用するとこのように文字が透過されています
また、こちらのヘルプセンターでは電子契約GMOサインの使い方に関するお役立ちガイドにつきまして、以下ページにて一通りまとめていますのであわせてご参考くださいませ。
▷お役立ち資料まとめページはこちら(ヘルプセンター)
▷基本的な使い方|動画マニュアル一覧はこちら(ヘルプセンター)