GMOサインでは、
自社側は「実印タイプ(当事者型)」を利用し、
契約相手はGMOサインの有料プランへの加入なしに署名ができる「契約印タイプ(立会人型)」を利用して署名を行う、両方のタイプを組み合わせたハイブリッド署名が可能です。
自社の印章管理や法令適合性の担保は厳格に行いたいが、相手が「実印タイプ」での署名対応が難しいといった場合に、自社は「実印タイプ」、契約相手はメール認証による「契約印タイプ」で署名を行うことで法令適合性・署名権限を担保しつつ、契約締結の作業をスムーズに行うことができます。
- 本機能を利用するには「契約印&実印プラン」のお申し込みが必要です。
- 初回利用時には、利用パネルから「実印タイプ」の利用をオンにする必要があります。
ハイブリッド署名に関する操作方法や、電子証明書の申請手順などチュートリアル動画でもご紹介していますので、あわせてご参考ください。
■文書の準備と署名依頼
1. トップページの「契約を締結」をクリック
2. 文書をアップロードします
- 最大で100文書までアップロード可能です。(1封筒あたり、合計200MBまで)
- アップロード可能な文書:保護・パスワードなしのPDF、Word、Excel、PowerPoint文書(上限50MB/1文書)
- お相手の環境によっては読み込みに時間を要し、結果タイムアウトとなり作業困難となるケースがあります。
- 画像変換処理の際に書式が崩れてレイアウトにズレが生じる際はPDFファイル利用を推奨いたします
- アップロードする文書にAdobe Acrobat®の「入力と署名」機能で文字や図形、署名フィールドが挿入されている場合、署名完了文書をAdobe Acrobat®で確認した際の署名パネルステータスが「署名が無効」と表示される場合がございますのでご注意くださいませ。
3. アップロードされた文書が表示されます。確認し「署名位置情報の入力へ」をクリック
4. 署名者情報を設定します。「署名者」内の人型アイコンで追加します。
ここで、自社は「実印タイプ」、相手方は「契約印タイプ」を選択します。
○文書情報 【必須】
封筒名、送信担当者 (※自動入力されています)
○各種設定
フォルダ指定
文書の保管フォルダを選択します。後から保管先を変更することも可能です。
複数のフォルダに保管したい場合は、「追加」ボタン(フォルダアイコン)クリックで、
選択欄が追加されます。
○自社ワークフロー
ワークフロー設定が必要な場合はチェックをいれて設定します。
○受領者
署名依頼は行わず、署名完了後の文書を送信したい送信先がある時に設定します
▷【フォルダ関連】フォルダの作成・削除(ヘルプセンター)
▷【送信関連】自社ワークフロー設定方法(ヘルプセンター)
▷【送信手順】受領者の設定(ヘルプセンター)
5. 署名者情報を設定します。
ここでは自社署名者は「実印タイプ」を選択します。
<自社署名者>
○氏名【必須】 署名者を選択します。署名権限をもったユーザーのなかから選択します。
○メールで依頼をする
署名者に署名依頼メールを自動送信させたい場合は「はい」にチェックをいれます。
(デフォルトは「はい」チェックがはいっています)
○コメント 署名依頼メールにコメントを入れる場合はこちらに入力します
6. 同様に、署名者情報(相手先)を設定します。
ここでは送信先は「契約印タイプ」を選択します。
(署名順は状況に応じて数字を変更してください。デフォルトでは連番が自動入力されます)
<送信先>
署名してほしい相手の情報を入力します.
○署名方法 :実印タイプ/契約印タイプ ⇒【契約印タイプ】を選択します。
○署名者 :送信相手の名前
○メールアドレス:送信相手のメールアドレス
○アクセスコード:署名時にアクセスコードの入力を求めるよう設定ができます。
○署名者変更 :送信先での「署名者」が分からず担当者に送る場合などに利用。
※許可すると、署名依頼先の相手が、他の担当者へ署名依頼を転送可能です
▷【送信関連】アクセスコード概要(ヘルプセンター)
▷【署名関連】署名者変更方法(ヘルプセンター)
6. 確認画面で問題がなければ「署名位置の設定へ」をクリックします。
7. 署名位置の設定/テキストボックスの追加
署名欄やテキストボックスを追加していきます。
○署名位置の設定:
ペンマークをドラッグし、位置を設定します。位置を決めた後、大きさの変更が可能です。
必要文書全てに対して署名欄の配置を行うことで画面下部の「確認画面へ」が選択可能となります。
○テキストボックスの追加:
それぞれの送信先に対してテキストボックスの追加が可能です。
名前、住所等 入力欄を設ける際に利用します。(テキスト欄はドラッグ操作で引き延ばし可)
ガイドに文字入力することで、署名依頼先の相手へお願いしたい内容を表示できます。
(最終的な締結文書ファイル内にはこのガイドの文言は表示されません)
○「必須」ボックスについて:
チェックをしない場合、署名依頼先の相手は該当欄を未入力でも署名完了する事ができてしまいます。
任意入力欄を設けたい際にはチェックを外して利用します。
○送信者(黄色エリア)のテキストボックスについて
送信時に、文書内へ文言を追加したい場合に利用します。
ボックス内に入力した文言がそのまま文書内へ反映されます。
8. 各設定を確認し、「送信する」をクリック
<注意:ここで送信すると本送信となります>
9. 文書一覧の画面が表示されたら、署名依頼は完了です。
ハイブリッド署名を使ったそれぞれの署名方法については下記リンクを参照ください
自社側:▷【実印タイプ】署名操作手順 (ヘルプセンター)
送信先:▷【契約印タイプ】署名操作手順(ヘルプセンター)