一括ユーザー管理は、CSVファイルを用いて一括でユーザー管理(新規登録/編集/削除)を行うオプション機能です。
ユーザー管理メニューより、CSVファイルのアップロード/ダウンロードを行うことができます。
ダウンロードしたCSVファイルの中身を編集し、アップロードすることで、ユーザーの(新規登録/編集/削除)の作業を行う事ができます。
操作可能ロール
- 管理者
- システム管理者ロール
※「セキュリティ・内部統制パック」オプション契約が必要です
こちらよりCSVファイルのアップロードやダウンロードが可能です。
ダウンロードしたCSVファイルを開くと、現在のユーザー情報が入力されている状態のものが開きます。
このCSVファイル内で追加や編集を行い、アップロードする事で反映されます。
作業を行う現在ログイン中のユーザー自身の状態編集はできないため、ファイル編集時は自分自身は行ごと削除してください。
CSVファイル内 各項目
A列(必須) | B列 | C列(必須) | D列(必須) | E列 | F列(必須) |
---|---|---|---|---|---|
操作 | 所属 | 担当者名 | ロール | 対面契約プロ | メールアドレス |
NEW EDIT DELETE |
(自由記述) | (自由記述) |
管理者 管理者+署名者 文書管理者 文書管理者+署名者 文書閲覧者 署名者 システム管理者 |
(空欄) 1 2
※1:管理者ユーザ 2:一般ユーザ となります |
(自由記述) |
A列)操作について
NEW :新規追加
EDIT :編集
DELETE:削除
更新しない行(レコード)はCSVファイル内から削除して【新規登録/編集/削除】するユーザーのみCSV内に残していただく、もしくはEDITにして何も編集しなければ現状維持となります。
D列)ロール(システム管理者)について
「システム管理者」は単独での設定の他、他ロールと組み合わせることが可能でございます。
<入力例>
システム管理者単独 :「システム管理者」と入力。
他ロールとの組み合わせ:「文書閲覧者,システム管理者」のように、他ロールとカンマで区切って入力。
※管理者ロールはシステム管理者権限を内包する為、組み合わせできません。
E列)対面契約プロについて
対面契約プロ<オプション>をご契約いただいていない場合は空欄、ご契約いただいている場合は、1: 管理者ユーザ/2: 一般ユーザをご入力ください。
※これまで、対面契約プロを利用中のアカウントにて対面契約用のユーザーの登録時は弊社へご連絡いただいておりましたが、お客さまにて登録が可能になりました。(2023/7/19リリース)
F列)メールアドレスについて
一括編集(EDIT)時に各ユーザーのメールアドレスの変更はできかねますので、メールアドレス変更時はユーザー管理メニューよりユーザー毎にご変更くださいませ。
G列 | H列(必須) | I列(必須) | J列(必須) | K列~T列 | U列 | V列(必須) |
---|---|---|---|---|---|---|
ユーザーグループ | 文書自動保管 | ワークフロー固定 | 文書ダウンロード | 事前承認者(第1承認者)~(第10承認者) | 備考 | スマホアプリ利用 |
(自由記述) |
する しない |
する しない |
有効 無効 - |
(承認者となるユーザーのメールアドレス) | (自由記述) |
有効 無効 |
G列)ユーザーグループ名について
- 1ユーザーにユーザーグループを複数設定する場合は、対象ユーザーのG列セル内で改行してユーザーグループを入力してください。
- 存在しないユーザーグループ名を入力した際は、新規グループが作成され、そこに所属します。
- ユーザーグループを「空白」で登録しても、既に所属しているグループからは外れません(「空白」ではない場合は記載のあるユーザーグループへ変更されます)。
<グループ変更を行いたい時>
※現在、グループAに所属している場合
グループAからグループB へ変更したい | CSV内でAからBへ編集する |
グループAとグループB両方に所属したい | CSV内でAとBを入力する |
グループAから解除したい | 手動解除か、仮グループに変更後に仮グループ自体を削除する |
J列)文書ダウンロードについて
文書閲覧者、署名者ロールユーザーへのダウンロード権限付与を一括で行えます。
有効にすると、文書閲覧者/署名者ロールのユーザーが閲覧権限のある文書をダウンロードできます。
〇有効:ダウンロード可能
〇無効:ダウンロード不可
※管理者/文書管理者/システム管理者は設定の対象外です。
(上記ロール時は、CSVファイル内は「-」と入力します)
K列)事前承認者について ※有償オプション「ワークフロー固定機能」の設定となります。
-
登録済みユーザーのメールアドレスを設定してください。
なお、新規登録するユーザーを事前承認者として設定することも可能です。 - 同じ承認順での事前承認者を複数設定する場合は、対象ユーザーのK列セル内で改行して入力してください。
<入力例>
ユーザーA:事前承認を行う側
ユーザーB:事前承認を受ける側
ユーザーAとユーザーBを同時に新規登録した場合、 ユーザーBの行よりも前にユーザーAを入力しておく必要がございます。
A列(必須) | B列 | C列(必須) | ・・・ | K列~T列 |
操作 | 所属 | 担当者名 | 事前承認者 | |
NEW | ユーザーA(事前承認を行う側) | |||
NEW | ユーザーB(事前承認を受ける側) | 〇 ユーザーA |
事前承認を受けるユーザーの行よりも後に事前承認を行うユーザーを入力した場合、事前承認者として設定することができません。
A列(必須) | B列 | C列(必須) | ・・・ | K列~T列 |
操作 | 所属 | 担当者名 | 事前承認者 | |
NEW | ユーザーB(事前承認を受ける側) | × ユーザーA | ||
NEW | ユーザーA(事前承認を行う側) |
ただし、事前承認を受ける側のユーザーが既に登録済みのユーザーだった場合は、こちらのユーザーよりも後の行に入力された新規ユーザーを事前承認者として設定することが可能です。
- 第10承認者まで設定できます(既に第11承認者以上が設定されているユーザーを編集すると、第11承認者以上は削除されます)。
<入力例>
OR設定 :同列に複数メールアドレス入力
AND設定:次列にメールアドレス入力
K列 (※OR設定) | T列 (※AND設定) |
事前承認者(第1承認者) | 事前承認者(第2承認者) |
AAAA@****.com BBBB@****.com |
CCCC@****.com |
※第1承認者がAとB(どちらかが承認すれば第2承認者Cへ)
U列)備考について
ユーザーに対する備考を一括で設定できます。
ユーザーに対する備考情報(社員番号など)がある場合にご入力ください。
登録された備考内容は、右上のユーザーネームおよび管理者メニュー「ユーザー管理」>該当ユーザー「詳細」画面から確認可能です。
V列)スマホアプリ利用について
各ユーザーがスマホアプリ(GMOサインアプリ)からログインを可能とするかの設定になります。
〇有効:ログイン可能
〇無効:ログイン不可
参考:[ユーザー管理]>該当ユーザーの詳細画面内
※H列の「文書自動保管」とV列「スマホアプリ利用」に関してはこれまで入力値が無視されておりましたが、2024/7/22のリリースにより入力値が反映されるようになりました。
詳細は下記お知らせページをご確認ください。
▷【7/22リリース】仕様変更のお知らせ(一括ユーザー登録) (GMOサインサービスサイト)
1. ユーザー管理>CSVをアップロードを選択します。
2. 「CSVファイルを選択」ボタンより、編集済のCSVファイルを選択します。
(※画像クリックで拡大表示)
3. CSVファイルをアップロードすると下記ポップアップが表示されます。
※ブラウザのポップアップブロックが表示される際は許可して再度お試しください。ポップアップが表示されない場合、ブラウザの設定でポップアップを許可ください。
4. ポップアップ表示が変わり、「全ての検証が正常に完了しました。元ウィンドウで更新実行が可能です」と表示されたらこの画面は閉じます。
5. 元の画面で「操作実行」が選択できるようになった為、クリックして実行します。
6. 「登録しました」と表示されれば作業完了です。
■エラーメッセージ
CSVファイルをアップロードした際にエラーが表示される場合は内容の見直しをおこなってください。
(該当行にエラー内容が表示されます。)
◇「入力されたメールアドレスは既に使用されています」
既に該当メールアドレスにてGMOサインアカウント、もしくはアカウント内へのユーザーが存在する時。
◇「操作が不正です」
例)A列の「操作」が空白の時など。
◇「本機能でログインユーザーの編集はできません」
操作中の自分自身の編集は行えないため該当行は削除してください。
<注意点>
- 編集前のCSVファイルも別途保存してください。誤ったデータで更新を行った場合は、このファイルを元に復元ください。
- アップロード可能なCSVの制限は以下の通りです
・-UTF-8 または Shift-JIS の文字コード
・-2,000件以下かつ10MB以下
- DELETE操作(ユーザー削除)の注意
・電子証明書を発行している場合、電子証明書も削除されます
・事前承認者に設定されている場合、承認経路が変更されます
・削除した内容は元に戻せないため、ご注意ください
- CSV ファイルを Microsoft® Excel® で編集した場合、例えば "12-3" が "12月3日" に変わるなど自動的な変換が起こります。意図しない変更がないかご確認ください