「延長タイムスタンプ」は、締結時のタイムスタンプの有効期間(最低10年)が満了する電子文書に新たなタイムスタンプを付与することで、電子文書の真正性と非改ざん性をさらに10年間保証する機能です。
新たなタイムスタンプを付与することで有効期限を継続的に延長できるようになり、「10年間を超える長期契約」や「効力が永続する契約」においても、契約文書の電子化による印紙代削減・保管スペースのスモール化といったメリットを享受しながら、安全に管理いただけます。
GMOサインでは以下2社が発行している「認定タイムスタンプ(いずれも”総務大臣による認定制度”に準拠)」を使用しています。
- GMOグローバルサイン株式会社(認定タイムスタンプ byGMO)
- セイコーソリューションズ株式会社(セイコータイムスタンプサービス)
<注意点>
- 一部の電子契約サービスで締結した文書や、紙文書をPDF化した文書等、はじめからタイムスタンプが付与されてない文書をスキャン文書管理機能でアップロードした場合は延長できません。
- 一括での操作はできません。
- タイムスタンプを延長できるのは延長前のタイムスタンプ有効期限の1年前からとなります。
◇利用可能プラン:契約印&実印プラン
◇操作可能ロール:管理者、文書管理者
料金について
延長タイムスタンプ付与:30円(税込33円)※1タイムスタンプあたり
※一度に多くの文書に対して延長タイムスタンプの付与が見込まれる場合は、下記お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。
▷電子印鑑GMOサイン お問い合わせフォーム(サービスサイト)
タイムスタンプ延長手順
1. タイムスタンプを延長する対象文書の文書詳細情報画面を開きます。
※絞り込み検索を用いて有効期限が迫っている文書を予め抽出もできます。
※当項目は絞り込み検索時におけるOR検索の対象外となります。
2. 「タイムスタンプの有効期限」の「更新する」をクリックし、モーダルが表示されたら「更新する」をクリックします。
この時点では現在のタイムスタンプの有効期限が表示されております。
冒頭の注意点に記載の通り元々タイムスタンプが付与されていなかったり、有効期限切れ1年前を迎えるまでは「更新する」ボタンは表示されません。
3. 更新完了です。再度文書詳細情報画面を開き、有効期限が延長されているかご確認ください。
更新後、内部処理の関係で完了まで最大5分程度のタイムラグがあります。
また、使用件数明細機能をご利用の場合はリクエストIDがCSVのC列に記録されます。
リクエストIDは上記キャプチャの画面以外での確認が行えませんため、文書詳細情報の備考欄や追加フィールドに記載いただくことを推奨いたします。
▷使用件数明細<オプション>(ヘルプセンター)
補足事項
- TSA 証明書の有効期間は認証局の規定により最長 135 ヶ月であり、TSA 証明書は秘密鍵活性化期間である15 ヶ月以内毎に再発行されるため、タイムスタンプの発行時期にもよりますが、タイムスタンプの有効期間は、失効がなかった場合概ね10 年から11 年です。
- 延長タイムスタンプを付与した文書は、これまでと同様にGMOサインに無料で保管いただけます。
- 今後、電子文書の証拠力を検証できる期間を迎える電子文書には、延長タイムスタンプを自動で付与することができる機能の提供を予定しています。
- Adobe Acrobat Readerでのタイムスタンプ確認方法は下記ヘルプ記事をご確認ください。
▷タイムスタンプ(電子透かし)の確認方法(ヘルプセンター)